耐震診断

耐震診断とは、住宅の健康診断です。診断数は私個人でも約400棟位行いました。昭和56年の5月以前の木造住宅は、旧耐震基準によって構築されており阪神大震災では、この時期の殆どの家屋が倒壊または半壊(復旧不可能)に至り多くの犠牲者を出しました。また、昭和56年の5月以降の住宅についても
グレーゾーンの建物があります。当時の住宅金融公庫以外の融資・自己資金で構築した住宅で は、昭和56年の5月以前の仕様で施工された物も少なくありません。中には、住宅金融公庫仕様であっても検査の甘さから検査後、間取り・開口の変更や筋交いの撤去など杜撰な施工例も 有りました。
この経験から、耐震診断の必要性を唱えています。

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