次世代住宅の提案

☆次世代住宅と言っても抽象的でありますが、住宅を購入するにも建てるにも防災上の観点も考慮に入れた計画を立てましょう。
現在の静岡県においての新築住宅は、他県より厳しい耐震基準で構築されており省エネの面でも、性能基準を選べば長期優良住宅まで性能の高い物が得られます。
しかし、南海トラフ・東海地震が懸念され七夕豪雨のあった地域でもあります。災害に対して住宅の建てる場所や住む地域の防災体制にも十分考慮に入れた選択・計画が必要です。
静岡県の第四次災害想定では津波の被害想定が大幅に拡大しました。立地条件に海抜も考慮に入れるべきなのです。
だれでも、家を建てるのは人生の大プロジェクトです。
そういった観点を含めた新築計画をお勧めします。

将来の住宅環境 展望
東日本大震災から自然の大いなる力の前に、為す術もなく
崩壊した社会状況を鑑み、得た教訓から住環境の移転も
必要とされています。
住宅性能においても、低炭素住宅への転換が行われて、
自然エネルギーと蓄電池の発展によるイノベーションが
起こりつつあります。それに属した住宅設備機器の需要が
新築率を引き上げ需要拡大にならなければ今後の住宅業界の
発展は見込めません。
住宅省エネ化を機転に、防災力を兼ねた住宅性能・環境に
変わっていかなければ防災国家など夢のまた夢です。
私たち建設業者は、果敢にそこに向かって邁進すべきです。